苦しい恋愛ばかりをあえて繰り返してしまう人、そのことによる生き辛さをなんとかしたいと本気で考えているすべての人に、それこそが「恋愛依存症」というれっきとした症状であると認知するための手がかりの一冊としてぜひおすすめしたい。かなり解り辛い翻訳も諦めずに読み返せばきっと思い当たるように理解できるようになるでしょう。
繰り返し陥る不毛な恋愛のパターンを繰り返してしまうのは「恋愛依存症」と呼ばれます。それはあきらかな病気の一つであり、自身の育成期におおいに関連していて、他の癖などと同様に自分ではコントロールすることが難しい。本書では、依存的な恋愛の源泉はなにか、依存的な恋愛とは何か、そのメカニズム、対処方法が、実にわかりやすく書かれています。
どうして同じような人や境遇の人を好きになってしまうのか。好きなのにどうしていつも辛いのか。どうして周りの人は幸せな恋愛をしているのに自分にはできないのか。それはあなた自身が無意識にそれを選んでいるからなのです。ではどうして選んでしまうのでしょう。本書を読めば答えが見事に見つかるでしょう。早いうちにその答えを見つけることができれば、今後の恋愛はきっと辛い思いはせずに済むでしょう。
恋愛依存症の心理分析 (大和書房)
ピア メロディ (著), Andrea Wills Miller (原著), 水澤 都加佐 (翻訳)
復縁してはいけない相手との復縁
守ってあげたくなる相手から別れを切り出され、その人と復縁したい。何もせずただ家にいてくれればいい。私が働くから。
そういった復縁相談や復縁工作のご依頼があります。
愛の形は様々で、復縁への希望も様々です。しかし、相手をただ依存させ、あるいは所有欲を満たすような愛はいつかほころびがきます。
二人の対等で長い人生をともに歩むための最初のプロセスは、現実と未来を見据えて、時に厳しく、時に優しく接することが重要です。
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